研究課題/領域番号 |
17K12117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
深田 美香 鳥取大学, 医学部, 教授 (10218894)
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研究分担者 |
櫛田 大輔 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (30372676)
奥田 玲子 鳥取大学, 医学部, 講師 (40632930)
山本 陽子 鳥取大学, 医学部, 助教 (20632904)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 看護実践能力 / 獲得順序性 / 能力獲得順序性 / 階層構造化モデル / 看護師 / 自己評価 / 能力の獲得順序性 / 能力育成 / 教育プログラム |
研究成果の概要 |
看護実践能力自己評価尺度(丸山・松成・中山ら、2011年)を用いて調査を行い,能力獲得の特徴を明らかにし,階層構造化モデルで有向グラフ化することで,看護師の能力獲得過程を視覚化した. 能力獲得の出発点は「リスクマネジメント」であり,終着点は「援助的人間関係」,「継続学習」であった.「リスクマネジメント」に関しては自分の行動傾向を知り,ミスをしないように看護を行う内容であり,この能力を最初に獲得する.「援助的人間関係」,「継続学習」については患者との関わりが理想的な状態で看護ケアを行えることと今後のキャリアアップのために看護の専門職としての能力を維持,向上させることであり,最後に修得される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
質の高い看護を提供するために,看護実践能力の獲得,向上は重要である.本研究により,看護実践能力の獲得には適正な順序があることが示された.このことは,新人看護師教育および看護継続教育のプログラム作成に大いに寄与する.看護実践能力を順序良く獲得していくことができるプログラムの活用により,看護師は看護実践能力を段階的,かつ確実に獲得していくことができる. 看護実践能力の高い看護師が増えることは、質の高い看護を享受することができる人が増えることにつながる.
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