研究課題/領域番号 |
17K12119
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 福岡国際医療福祉大学 (2021) 国際医療福祉大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
大池 美也子 福岡国際医療福祉大学, 看護学部, 教授 (80284579)
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研究分担者 |
道面 千恵子 九州大学, 医学研究院, 助教 (80363357)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 看護教員 / 看護教育 / 看護系大学 / コンピテンシー / モデル開発 / 教育経験 / 看護学教育 / コンピテンシーモデル |
研究成果の概要 |
看護教員の大学教員としての能力とキャリア発達を目指す看護教員コンピテンシーモデルの開発を目的とした。看護系大学看護教員を対象にモデル原案(6大項目62項目)を調査した。《1. カリキュラムを理解し参画する》、《2.学習者の専門職としての職能開発と社会化の促進を行う》、《3. 組織運営における自己の役割を果たす》、《4.専門領域の研究に継続的に取り組む》、《5. 教育・学習に関する評価を行う》、《6.目標に即した授業計画を立案する》、《7. 実習先との連携と調整を図り改善する》、《8関連する職能団体に参加する》が抽出され、各因子のα係数は0.8以上であり、本モデルの信頼性と妥当性が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の看護教育は高等教育化を辿り、看護系大学に従事する看護教員の質的量的な課題がある。開発された看護教員コンピテンシーモデル(8因子50項目)は、看護教員の能力形成に段階とともに、キャリアや将来を見通すことに貢献できる。また、WHOやNLNによるコンピテンシーモデルと比較し、《7. 実習先との連携と調整を図り改善する》因子は日本における看護教員の特徴といえ、我が国独自のコンピテンシーが示された。
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