研究課題/領域番号 |
17K12125
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
徳本 弘子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (00315699)
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研究分担者 |
新井 麻紀子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (10644552)
黒田 るみ 人間総合科学大学, 保健医療学部, 教授 (70365188)
鈴木 康美 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (70781285)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 看護教員の教育力量 / 授業展開能力 / 看護教員の授業研究 / レッスンスタディ / 看護教員の熟達化 / 教育事例 / リフレクション / アクションリサーチ / 看護教員 / 授業研究 / 事例検討 / 協同リフレクション / 授業力量の成長過程 / 教育力量 / 教育事例検討 / 授業力量形成過程 / 看護教員の思考 / 看護教員の判断 / レッスン・スタディ / 授業力量形成 / 授業事例検討 / 力量形成 / 力量形成過程 / 教育力量形成過程 |
研究成果の概要 |
看護教員の教育力量、特に授業力量(授業展開能力)の形成を支援する看護教員を対象とした専門職公開講座で議論された事例・授業案等授業資料をデータベースに、看護教員が事例検討することで形成される授業力量形成過程を明らかにすることを目的とした。まずこの事例検討の過程で体験する教育の視点を明らかにした。次に新人から事例検討を続けた経験教員に面接調査を行った。結果協同的な事例検討は新人教員にとって「自分の事例と他者の事例とを重ね、見えていなかった教育の視点に気づく」場であった。さらに適切な教育手法を「発見」し、「意識的教材化」を試み、日常的な場面で教育的思考と手段を「応用」することを身につける場となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は看護教員の教育的視点や教育的思考の形成過程を明らかにすることで、看護教員に求められている授業力量(授業展開能力)、特に新人の教育視点を獲得するための研修の必要性を示すものである。また看護教員の教育実践の経験を科学的系統的にリフレクションすることで看護教員の教育実践能力を高める研修方法として教育事例の検討を提案するものである。看護教員の教育事例検討の実践方法とその成果を明らかにすることで、各施設でのFDとして教育事例をもとに教員特に新人教員の授業力量を高める制度研修の方向性を示すことにもなると考える。
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