研究課題/領域番号 |
17K12134
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 長野県看護大学 (2019) 国際医療福祉大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
吉岡 詠美 長野県看護大学, 看護学部, 講師 (90790957)
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研究分担者 |
金子 さゆり 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (50463774)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 看護学生 / 倫理的行動 / 看護倫理教育 / 看護倫理 / 基礎教育課程 / 尺度開発 |
研究成果の概要 |
看護師は、日々の看護実践の中で急速な医療の進歩や複雑さなどに伴い、様々な倫理的問題に直面している。倫理的行動を獲得しないままに看護者として働くことで、日々遭遇する倫理的問題に対応できない体験が蓄積され、学習性無力感を抱き、バーンアウトや離職につながる可能性がある。 本研究は、看護学生が看護学実習で経験するケアの倫理的行動を評価できる「看護学生版ケアの倫理的行動尺度」を開発し、信頼性と妥当性を検証した。さらに、看護学生のケアの倫理的行動のベンチマークと関連要因を明らかにし、科学的かつ効果的な倫理教育を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回、「看護学生版ケアの倫理的行動尺度」を開発したことで、倫理的行動の認知、判断、実践面が可視化され、看護学生が看護学実習で経験するケアの倫理的行動を自己評価することが可能になった。さらに、看護学生のケアの倫理的行動のベンチマークを示すことによって、看護基礎教育から看護継続教育への継続性のある看護倫理教育を提供できるなど、看護教育学の質の向上に寄与する可能性が示唆された。
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