研究課題/領域番号 |
17K12138
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
佐々木 史乃 順天堂大学, 保健看護学部, 非常勤講師 (20596332)
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研究分担者 |
石塚 淳子 順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (50329520)
藤尾 祐子 順天堂大学, 保健看護学部, 先任准教授 (60637106)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 実習指導者 / 職務キャリア / 看護教育 / キャリア発達 / ICT / 臨地実習指導者 / 臨床看護師 / キャリア |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、ICTを活用した実習指導者の自己成長を促進するネットワークシステム構築のために、実習指導者の職務キャリアと実習指導者間のネットワーク構築に向けたニーズを明らかにすることである。 107名からのアンケートにより、2つの結論が導き出された。結論1.看護職としての経験年数と実習指導の経験を有した実習指導者は、職務キャリアが高かった。これまでの経験を意味づけすることによって、さらなる職務キャリアの向上が期待できる。結論2.実習指導者は、所属施設を越えた実習指導者同士の情報共有の場を臨んでおり、地域包括ケアシステムを捉えた指導方法の検討や指導者としての自己研鑽の場として期待していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
昨今、地域包括ケアシステムの構築により看護専門職の活躍の場も多岐に渡っている。看護基礎教育においても実習の在り方も大きな変化を迎えている。 以上のような現状の中で、看護学生の実習に携わる実習指導者も、指導の在り方や方法、近年の学生とのかかわり方など悩みも多い。そこで、多様な働き方やリアルタイムでの問題解決に対応できるICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を活用したネットワークシステムの構築により、施設を越えた実習指導者の支援が可能となり、連携の強化や実習指導者同士の自己研鑽の場として意義があると考える。
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