研究課題/領域番号 |
17K12142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 名古屋学芸大学 (2021-2022) 太成学院大学 (2019-2020) 愛知医科大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
出原 弥和 名古屋学芸大学, 看護学部, 准教授 (80320985)
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研究分担者 |
後藤 道子 三重大学, 医学系研究科, 講師 (10608946)
篠田 かおる 愛知医科大学, 看護学部, 准教授 (70329829)
若林 英樹 三重大学, 医学部, 寄附講座教授 (00378217)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 多職種連携カンファレンス / 看護師 / 役割 / エスノグラフィー / 多職種連携 / 退院調整カンファレンス / 多職種連携教育 / 看護師の役割 / 看護基礎教育 / 退院支援 / 看護師役割 / カンファレンス |
研究成果の概要 |
目的:多職種連携カンファレンスにおける看護師の役割を明確にすること、看護基礎教育での役割を検討する。研究方法:エスノグラフィー。 結果・考察:看護師は患者の情報提供,目標を設定し支援内容の検討や、患者の代弁者や理解者になり、カンファレンス運営も行っていた。看護師が認識していない役割として「患者・家族の理解者としての反応や態度」「他職種の意見に対する反応」があった。看護師は態度やしぐさで患者や家族に寄り添い、また他職種の意見への同意などの意思表示をしていた。これらの態度は、カンファレンスの進行に影響を与える。看護基礎教育において、明らかになった看護師の態度や姿勢について教育の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、多職種連携カンファレンスでの看護師が明確になった。看護師が認識している役割は、意図的のその役割をとることが可能である。しかし、本研究では看護師の自覚していない、カンファレンス内での態度や姿勢という側面のからの役割も明確になった。自覚されていない役割を、言語化し看護師に発信していくことは、カンファレンスでの役割実践により貢献できるようになる。また、看護師の認識のあるなしに関わらす、カンファレンスでの役割が明らかになったことは、看護基礎教育での講義・実習において学生に、具体的に享受することができ、卒業後の実践の場においてカンファレンスで果たす役割を自覚し準備し参加することができる。
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