研究課題/領域番号 |
17K12143
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 兵庫大学 (2020-2021) 人間環境大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
小笠原 知枝 兵庫大学, 看護学研究科, 教授 (90152363)
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研究分担者 |
島内 節 人間環境大学, 看護学部, 教授 (70124401)
下舞 紀美代 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (80458116)
原田 美穂子 関西看護医療大学, 看護学部, 准教授 (40537784)
小林 由里 奈良学園大学, 保健医療学部, 准教授 (30826813)
橋本 容子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (90789695)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 高齢者市民を対象とした啓発教育 / 最終段階を生ききるための意思表示 / エンドオブライフケア教育プログラム / エンドオブライフ / エンドオブライフケア / 終末期 / 高齢者 / 教育プログラム / 啓発教育 / 意思表示 / QODD / QOL / 意思表示阻害要因 / 教育プログラムの開発 / 啓発教育プログラム / 市民教育 / 教育介入 / 意思決定 |
研究成果の概要 |
本研究では、終末期高齢者の意思表示を阻害する要因を明らかにし、その結果を反映した意思決定を支援するための教育プログラムを開発した。さらに、これを用いて、高齢者市民を対象とした研修会を開催した。 主な成果として、終末期をその人らしく生ききるためには、主体的な意思表示が不可欠であり、最終段階を迎える前から、終末期ケアに関する知識を習得し、高齢者自身がセルフケア遂行を自覚することの重要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
患者が医療やケアに主体的に参加するには、患者の意思表示が重要な鍵となる。そこで、本研究では意思表示を阻害する要因を反映させた教育プログラムの開発し、高齢者市民を対象とした研修会を開催した。 これによる学術的意義は、実態調査や文献レビューにより示唆された意思表示の阻害要因を根拠として教育プログラムの開発に反映したことであり、さらにその有用性を検証していることにある。 社会的意義としては、人生の最終段階をその人らしく生ききるために、終末期ケアにおける意思表示が重要であること、セルフケア遂行の必要性を自覚することが示唆されことに対して、研修会への参加が効果的であると示唆されたことである。
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