研究課題/領域番号 |
17K12145
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 宝塚医療大学 (2022) 園田学園女子大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
堤 かおり 宝塚医療大学, 和歌山保健医療学部, 教授 (20327480)
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研究分担者 |
近藤 ふさえ 順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (70286425)
関戸 啓子 宝塚医療大学, 和歌山保健医療学部, 教授 (90226647)
植村 小夜子 佛教大学, 保健医療技術学部, 教授 (10342148)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 中小規模病院 / 成人看護学実習 / 実習指導体制 / 看護学実習指導体制 / 看護学実習指導 / 成人看護学 / 指導体制 / 実習指導体制モデル / 臨地実習指導 / 看護学 / 基礎看護学 / 看護教育学 |
研究成果の概要 |
本研究は、中小規模病院における成人看護学実習指導体制モデルを構築するための基礎的研究として、実習指導上の困難について半構成面接と質問紙調査を実施した。 中小規模病院の成人看護学実習において看護教員は,現代学生気質,学生の学習状況の把握と倫理観の育成,情報共有方法,そして臨床現場の状況を理解した上で,実習指導者が実習指導に無理なく時間を使えるように看護教員との連携する方法,臨地実習に伴う業務調整,さらに両者の役割について,実習指導体制モデルに反映していく必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護系大学の増加に伴い,実習場の確保は困難が伴い,中小規模病院を選択せざるを得ない現状がある。しかし中小規模病院では,専任の実習指導者がいないことも多く,学習環境として十分整っているとは言い難い。この状況は学生の実習満足度,看護観育成とともに,卒業時に習得すべき基本的な看護実践能力に大きく影響を与える。本研究の結果から実施可能な成人看護学実習指導体制モデルを構築することによって、学生の看護実践能力の育成と、病院と大学双方において教育力を向上させていくことができる。さらに本研究は、人材育成につながる研究であり,厚生労働省の施策である中小規模病院の看護管理能力向上にも貢献する研究である。
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