研究課題/領域番号 |
17K12159
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
Locsin Rozzano 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (60747814)
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研究分担者 |
大坂 京子 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 教授 (30553490)
飯藤 大和 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (60723921)
安原 由子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (90363150)
宮川 操 徳島文理大学, 保健福祉学部, 准教授 (90637084)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 技術力 / ケアリング / 看護 / 看護の質 / 医療安全文化 / 医療の質 |
研究成果の概要 |
高度に発展した医療テクノロジーと看護の関係を示す看護理論として、研究代表者のLocsin が考案したTechnological Competency as Caring in Nursingがある。本研究では、日本の社会・文化的背景を踏まえて、看護師の看護におけるケアリングとしての技術力を測定する方法を明確にした。また、「看護におけるケアリングとしての技術力に関する思考」が、「医療における安全文化に関する思考」と「看護の質を含む病院全体のアウトカム」に関係していることを実証した。さらに、「看護におけるケアリングとしての技術力」に関する看護管理者に対する現任教育を行い、その効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護におけるケアリング理論は海外で提唱・開発されたものであり、日本の文化や社会的背景を踏まえて修正することなく、そのまま用いられ、研究されてきたものが多い。本研究では、日本の病院の社会・文化的背景を考慮して、看護師らのケアリングとしての技術力に関する認識を測定する尺度を開発した。また、その尺度を用いて、医療安全分野や医療の質の考え方を測定し、それらが関連していることも実証した。加えて、ケアリングとしての技術力についての現任教育の方法論とその評価方法を示した。
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