研究課題/領域番号 |
17K12160
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田中 理子 九州大学, 薬学研究院, 特任助教 (20648480)
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研究分担者 |
米満 吉和 九州大学, 薬学研究院, 教授 (40315065)
豊福 佳代 産業医科大学, 産業保健学部, 助教 (50737195)
武冨 貴久子 札幌市立大学, 看護学部, 講師 (80543412)
藤野 ユリ子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (90320366)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | EBN / 看護実践環境 / レディネス / 実践環境 / 情報活用 / 看護管理モデル / 看護管理 / 看護実践 |
研究成果の概要 |
Evidenced Based Nursing(EBN) 実践環境尺度としてInformation Literacy for Evidence-Based Nursing Practice (ILNP)日本語版を使用した調査では、EBN手順書導入は浸透している一方で、看護師が個人的に情報を求める先が同僚や先輩であり、エビデンスに基づく情報資源は十分に活用されていない結果であった。EBN実践環境チェックリストを作成し、5施設で調査を実施した結果では、知識や労働環境が実践に活用できていない現状も示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、臨床のEBN実践環境、特に科学的根拠に基づいた看護を普及・標準化させるための情報活用の実態把握とEBN実践環境確立に向けて調査を実施している点に学術的・社会的意義がある。看護師の労働環境の中でも看護教育者と中堅看護師を軸に、今後のEBN導入による看護管理モデルの構築の必要性が明らかとなったが、このことは臨床のEBN実現の可能性の観点からも、取り組むべき社会的意義があると考える。
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