研究課題/領域番号 |
17K12161
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
岡田 みずほ 長崎大学, 病院(医学系), 技術職員 (90596561)
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研究分担者 |
松本 武浩 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (20372237)
本村 陽一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 首席研究員 (30358171)
岡田 純也 活水女子大学, 看護学部, 教授 (70315266)
西村 拓一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 上級主任研究員 (80357722)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 看護業務 / タイムスタディ / モバイル端末 / 業務改善システム / 看護業務量調査 / 入院基本料 / ABC分析 / 携帯端末 / 音声入力 / ハンズフリー / 可視化 / 視認性 / 操作性 / マスタ構築 / 業務量測定 / 看護管理 / PDCAサイクル |
研究成果の概要 |
医療分野の情報通信技術(ICT)化は急速に進み、電子カルテに代表されるICTの導入により発生した追加業務の現状やその所要時間を簡便で正確に把握できるシステムと得られたデータに基づく継続的な医療・看護業務改善の仕組みが必要とされている。 今回、紙媒体で実施してきた看護業務量調査手法をモバイル端末を活用することで電子化し、あらゆる看護業務の実態を正確に把握するために業務時間データを簡便に把握可能なシステムの開発に着手した。その結果、通常業務と並行してモバイル端末を使用した調査は可能であり、タイムリーな分析が実施できると判断した。しかし、利便性や、調査項目の絞り込みの重要性が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、紙媒体で実施してきた看護業務量調査手法について、モバイル端末活用の可能性を検証した。その結果、通常業務と並行して入力作業は実施可能であるが、可搬性と利便性について再検証が必要である。また、調査する業務項目については、過去12年間の業務量調査を解析し、「記録」に関する業務を中心に実施することが重要であることが明らかとなった。 なお、今回の調査協力施設において、看護業務量と職務満足に関連性についても調査を実施したが、明らかな関連性は見いだせなかった。
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