研究課題/領域番号 |
17K12184
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 昭和大学 (2018-2020) 東京工科大学 (2017) |
研究代表者 |
川村 晴美 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (60769868)
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研究分担者 |
鈴木 英子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20299879)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 認知症高齢者 / 困難感 / バーンアウト / 看護師 / 急性期病院 / 認知症ケア |
研究成果の概要 |
急性期病院で認知症高齢者をケアする看護師の困難感がバーンアウトに与える影響を明らかにした.全国の200床以上の国公立系医療機関で14の急性期病院に勤務する看護師2032名を対象とし,自記式質問紙調査による横断研究を実施した. 重回帰分析で最終選択された変数を観測変数として因果モデルを作成し、共分散構造分析にて適合度を検証した. 有効回答数は1235名(60.8%)であった.急性期病院で認知症高齢者をケアする看護師の困難感は,バーンアウトに直接的に影響し,陰性感情を介して間接的にも影響していた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、急性期病院で認知症高齢者をケアする看護師の困難感を明らかにし,その現象を具体的に数値化する尺度を開発した.さらに,急性期病院で認知症高齢者をケアする看護師の困難感がバーンアウトへ影響していることを明らかにした.看護師のバーンアウトを予防するため,認知症看護の困難感を対処すべく、認知症対応力向上の研修の工夫など認知症ケアの教育プログラムを構築する一助となったのではないかと考える.
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