研究課題/領域番号 |
17K12187
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
嶋崎 和代 中部大学, 生命健康科学部, 講師 (70611424)
|
研究分担者 |
太田 勝正 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (60194156)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 主任看護師 / 人材育成 / 自己点検ツール / デルファイ調査 / 人材育成行動 / 自己点検 / 看護管理 |
研究成果の概要 |
本研究では主任看護師の人材育成行動に焦点を当て、スタッフ育成のために効果的な行動を特定し、自己評価するためのチェックリストを作成した。まず、主任看護師へのフォーカスグループインタビューをもとにチェックリスト原案となる項目を作成した。看護管理・人材育成の専門家を対象にデルファイ調査を実施して、これらの項目についてのコンセンサスを確認した。さらに主任看護師へのアンケート調査にて各項目についての受け入れを確認した。デルファイ調査第3ラウンドでは40項目に90%以上の同意率がみられ、この40項目すべてについて主任看護師は82.6~99.2%の受け入れ率を示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中間看護管理職の中でも特に主任看護師は、スタッフ看護師とともに看護業務を担い、日々の実践の中で指導を行っていることから、スタッフ看護師にとっては身近で相談しやすい存在である。主任看護師がふだん行っている人材育成行動を客観的に振り返り、よい部分はより強化し、不足している部分を補うことができれば、効果的な人材育成が期待できる。 本ツールを用いて人材育成行動の自己点検を行うことは、主任看護師にとっても中間管理職としての能力をより高めることにつながる。したがって、本ツールの開発は看護師の人材育成および中間看護管理職の自己成長という点において、意義あるものである。
|