研究課題/領域番号 |
17K12196
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 関西福祉大学 |
研究代表者 |
西村 夏代 関西福祉大学, 看護学部, 教授 (60553980)
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研究分担者 |
山口 三重子 姫路大学, 看護学部, 教授 (90279018)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 尺度開発 / 看護管理 / 構造方程式モデリング / ワーク・モチベーション / 自己効力感 / 縦断調査 / 看護師 / 職務態度 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、臨床での成果やケアの質の向上に寄与する看護師のワーク・モチベーションに関する規定要因を明らかにし、組織的支援モデルの開発を行うことである。 まず看護師の成果やケアの質向上に寄与するワーク・モチベーションの規定要因に関して文献レビュー行い、それらの因果関係について、全国の病院施設の臨床で働く看護師(4000人)を対象とした縦断調査を実施した。1回目調査のデータ分析の結果、看護師の自己効力感がワーク・モチベーションに影響を与えていることが明らかとなった。現在、2回目調査で回収したデータ(約400名)を分析途中であり、交差遅延効果モデルと同時効果モデルを設定し前後性の検討を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、看護師の成果やケアの質向上に寄与するワーク・モチベーションの規定要因を、アンケート調査を通して定量的に明らかにしようとしたことである。個人的要因として一般的な自己効力感に着目しそれらの因果関係を明らかにするため、縦断調査を行い実証的に検証した。検証の結果、1回目の横断調査から看護師個人の自己効力感が、ワーク・モチベーションに影響を与えていることが明らかとなった。次いで縦断調査で得られたデータについて、交差遅延効果モデルと同時効果モデルを設定し、両者の因果関係について現在分析中である。明らかになれば、モチベーションを向上させるための介入を検討する資料が得られる。
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