研究課題/領域番号 |
17K12201
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 四国大学 |
研究代表者 |
武田 道子 四国大学, 学際融合研究所, 特別研究員 (40552097)
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研究分担者 |
佐々木 久美子 日本赤十字秋田看護大学, 看護学部看護学科, 教授 (80310150)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 災害 / 健康を守る共助力 / 評価尺度 / 共助 / 健康を守る / 尺度 / 共助力 / 地域防災 / 地域共助力 / 災害時健康 / 地域共助 / 防災 / 健康 / 地域 |
研究成果の概要 |
地域における災害時住民同士で健康を守る地域共助力の評価尺度の開発および妥当性と信頼性を検証する。項目分析、I-T相関分析、項目間相関分析の結果、6下位尺度29項目からなる評価尺度が完成した。Cronbach のα係数は0.931であり、内的整合性を確保していた。因子分析によって抽出された6因子は「災害時要支援者の支援」「話し合い・相談・連絡」「災害時特有の疾病予防」「乳幼児の支援」「心身の健康観察」「生活情報の入手」であった。類似項目との相関関係が見られた。災害時に住民同士が健康を守りあう共助力の評価尺度として一定の妥当性・信頼性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年国内外で大災害が頻発している。災害後は被災生活によって健康状態の悪化に伴い、災害直後だけではなく災害関連死が大きな課題となっている。この健康の二次被害を防ぐためには、このため平穏時における災害時健康を守る共助力(住民同士の健康の相互管理等)を育成する防災教育が必要であり、災害時健康を守る共助力の地域特性を客観的に把握する災害時健康を守る地域共助力(特定の地域における)の評価尺度を開発し、防災担当者や地域防災リーダーがその評価尺度を使用できれば社会的意義は大きいと考えられる。
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