研究課題/領域番号 |
17K12208
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
黒田 久美子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20241979)
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研究分担者 |
清水 安子 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50252705)
錢 淑君 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50438321)
正木 治恵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90190339)
内海 香子 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (90261362)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | インスリン注射 / 認知症 / 援助指針 / インスリン療法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、認知機能低下が生じた高齢インスリン療法患者・家族への援助指針を開発し、実践の場で活用できるための実装性を高めることである。先行研究にもとづいて援助指針案を作成し、21名の認知症看護・糖尿病看護の専門家に内容妥当性、表現、使用方法等についてのインタビュー調査を実施した。専門家の意見にもとづき精錬を行い、6つの指針ごとに、援助方法、留意点、適切性の視点、具体例を示し、巻末にはエピソード集を掲載した援助指針の冊子体を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症患者への支援は日本の喫緊の課題である。その中にはインスリン療法が不可欠な高齢糖尿病患者も含まれ、認知機能低下のある糖尿病患者への支援に関しては医療者にとって困難感が大きく、優先度の高い研究課題といわれている。認知機能低下と糖尿病の2つの状態をあわせもつ人々への療養支援に関する研究は日本、海外ともまだ少なく、本研究は先駆的である点に学術的意義がある。また、高齢インスリン療法患者・家族の生活や糖尿病療養に貢献するだけでなく、支援する医療福祉介護関係者のよりよい支援に向けた動機を高める点に社会的意義がある。
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