研究課題/領域番号 |
17K12210
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 清泉女学院大学 (2021) 山梨大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
大日向 陽子 清泉女学院大学, 看護学部, 講師 (40570263)
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研究分担者 |
中村 美知子 山梨大学, 大学院総合研究部, 医学研究員 (80227941)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 炎症性腸疾患 / 長期継続 / 食生活構築 / 炎症性腸疾患患者 / 炎症性腸疾患患者主体 / 食生活再構築 / 患者主体 |
研究成果の概要 |
炎症性腸疾患患者の食生活と医療者の関わりの実態を明らかにし,患者が長期継続しやすい食生活管理のための看護師の役割の示唆を得るために,外来通院中の炎症性腸疾患患者を対象に調査を実施した。患者の食事摂取状況は良好で,多くは入院時に栄養士から低残渣・脂肪を控える等の食事指導を受けていた。また,食事摂取状況の自己評価と排便回数に有意な負相関があり,食事指導経験がある患者の食事摂取状況の自己評価が有意に高かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
炎症性腸疾患患者が寛解維持に向け主体的に食生活管理できるよう指導していくことは,看護師の役割の一つである。食生活を患者の食生活に対する意識・主体的行動(食事摂取状況)・客観的状態の側面で多面的に捉え,特に患者の食生活に対する意識・主体的行動に影響する看護職者ならびに医療者の関わりの実態を明らかにすることは,従来型の画一的な指導にとどまらず,患者の食生活に対する意識,身体状態に適った具体的な食生活指導の検討に繋がることが期待できる。
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