研究課題/領域番号 |
17K12230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 共立女子大学 (2019) 東邦大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
山田 緑 共立女子大学, 看護学部, 教授 (00339772)
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研究分担者 |
藤野 紀之 東邦大学, 医学部, 講師 (60385870)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | カテーテル・アブレーション治療 / Quality of Life / 不整脈 / 援助モデル / 循環器看護 / 援助モデルの開発 / 面接調査 / 質問紙調査 / カテーテル・アブレーション / QOL / 看護学 / アブレーション / 循環器内科 |
研究成果の概要 |
本研究では、カテーテル・アブレーション治療を受ける心疾患患者のQOL向上を目指した援助モデルの開発を行った。最初に、心疾患患者の身体的・心理的・社会的な特徴を明確にするため、外来患者を対象とした半構造化面接調査を実施した。次に、カテーテル・アブレーションを受けた患者を対象に、健康状況や日常生活、Quality of Life(生活の質:その人らしく充実感・満足感をもって社会生活を送ることができているか)に関する縦断的質問紙調査を行った。最終的に、カテーテル・アブレーション治療を受ける心疾患患者のQOL向上を目指した援助モデルを考案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カテーテル・アブレーションの適応疾患として心房細動が挙げられるが、わが国の患者数は2030年に100万人を超えることが予想されている。心房細動では、動悸やめまいとともに曖昧な自覚症状を感じる患者がおり、医療者側の対応は難しい。本研究は、実際にカテーテル・アブレーションを受けた患者を対象に、QOLの変化やそれに関連する要因を明らかにした画期的なものである。患者がどのような日常生活を送り、医療者からどのようなサポートを求めているのかについて明らかにすることで、質の高い生活を営んでいくための具体的な看護援助を検討することができた。
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