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慢性痛保有者へのリラクセーション法による痛みのコントロールの効果

研究課題

研究課題/領域番号 17K12234
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 臨床看護学
研究機関群馬大学 (2019-2020)
京都橘大学 (2017-2018)

研究代表者

小板橋 喜久代  群馬大学, その他部局等, 名誉教授 (80100600)

研究分担者 柳 奈津子  群馬大学, 大学院保健学研究科, 講師 (00292615)
深井 喜代子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (70104809)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード慢性疼痛 / 線維筋痛症 / 漸進的筋弛緩法 / リラクセーション法 / 気功法 / 痛みのコントロール / 筋弛緩法 / 気功 / 慢性疼痛保有者 / リラクセーッション法 / 痛みのセルフコントロール / 看護学 / 慢性痛患者 / 継続指導
研究成果の概要

慢性的な痛みがある線維筋痛症の患者は、薬物療法や理学療法などの治療を受けているが、痛みのコントロールがなされない状況にある。本研究は、38歳から70歳までの線維筋痛症患者4名を対象に、リラクセ-ション法を体験する教室に参加してもらい、リラックス反応と共に、痛みの知覚、痛みの破局的思考尺度(痛みによる体験を否定的にとらえてしまう考えや感情)、痛みによる生活障がい尺度に影響が現れるか検討した。体験教室への参加後は、リラックス感が高まり、痛みの知覚が低下した。痛みは持続していたが、痛みの知覚の低下と共に、痛みに対する思考や感情が改善した。痛みがあっても、生活動作がとりやすくなる可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在も薬物療養や理学療法が主流になっている慢性痛保有者へのケアとして、新しい痛みのアプローチ法を広げるものと期待できる。リラクセーション法によるアプローチは、痛みそのものを治療するものではない。リラクセーション法の習得を目指した体験を一定期間繰り返して取り組むことにより、痛みの知覚の低下と共に、痛みに対する思考や感情が改善し、本人が痛みとの付き合い方を変化させていく。その結果、生活動作の困難さが改善され、生活の質が向上することが期待できる。また、これまでに受けている他の治療との併用ができる点も強みである。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Effects of relaxation on the control of pain for chronic pain patients2019

    • 著者名/発表者名
      kikuyo.koitabashi、Natuko.Yanagi
    • 学会等名
      the 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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