研究課題/領域番号 |
17K12236
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 神戸女子大学 |
研究代表者 |
藤原 由子 神戸女子大学, 看護学部, 准教授 (70549138)
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研究分担者 |
野並 葉子 神戸女子大学, 看護学部, 教授 (20254469)
元木 絵美 神戸女子大学, 看護学部, 講師 (70382265)
奥井 早月 神戸女子大学, 看護学部, 助教 (00783002)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アトピー性皮膚炎 / 身体性 / 慢性病 / 看護学 / 解釈学的現象学 / 解釈的現象学 / アトピー皮膚炎 |
研究成果の概要 |
本研究ではアトピー性皮膚炎の身体性について解釈を洗練させ、その身体性をもとに1例で評価を行った。身体性の解釈においては、身体の内側から発生した痒みや皮疹の症状が外に出てきて,身体上に広がる、他人の視線が皮膚病変のある自分の身体に注ぐなど、14のテーマを挙げた。 1例から、新たなパラダイムである「固定化する」ことから派生する<日常生活を対応させていかざるを得ない><自分の皮膚の影響で生きる姿勢が歪められないように、皮膚を覆うものを固定化することで積極的に生きている>という2つの支障は、悪化し始めたときから既に認められ、症状の初期から体験されていることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回、重症には至っていなかった1例における身体性を明らかにすることで、皮膚の機能障害からではない身体性の変化を見出すことができた。特に青年期から成人期にかかる時期には、健康及び生活管理の主体が親から自分自身になることに伴い、生活習慣やリズムの乱れがアトピー性皮膚炎の症状と一体化して体験が累積することが見えてきた。 また「自分だけはみ出せない」など、身体性の維持よりも周囲と合わせた行動を取ることが優先されていくなどの療養過程は、成人の再発時期におけるアトピー性皮膚炎看護のアプローチの示唆となり得ると考えられた。
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