研究課題/領域番号 |
17K12239
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
柴田 弘子 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (00196429)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 難病 / ケアラー / アセスメントツール / 看護 / セルフアセスメント / アセスメントシート / ナビゲーション / ツール開発 |
研究成果の概要 |
難病ケアラーを対象とした先行調査で、難病ケアラーは孤立しがちであるにもかかわらず、相談できない状況にありながら、難病当事者を支えているという特徴が明らかとなった。そこで、本研究ではケアラーの孤立を緩和することをめざし、難病ケアラーセルフアセスメントシートを開発することとした。しかし、研究期間中は調査活動の中断、制限の余儀なく、オンラインを活用した参与観察と、オンラインを基盤とした研究活動への変更を試みたが、具体的な調査及び結果につなげることができなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、難病ケアラーセルフアセスメントシートを開発することを目的とした。セルフアセスメントシートを用いることにより、難病ケアラーが外部支援との関わりをもてるきっかけ作りとなること、さらに、難病ケアラー自らがシートを用いてアセスメントするため、セルフリフレクションを促し、エンパワメントできる可能性があるためである。 ケアラー支援は制度化されておらず、難病ケアラー自ら必要な情報を収集し、療養支援と生活継続を図らなければならない。そこで、セルフアセスメントシートを通して、難病ケアラーが外部の各種支援を知り、利用の検討を可能とするツールの必要性は高い。
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