研究課題/領域番号 |
17K12245
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
辻川 真弓 三重大学, 医学系研究科, 教授 (40249355)
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研究分担者 |
竹村 洋典 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (00335142)
吉田 和枝 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (40364301)
黒澤 杏里 (犬丸杏里) 三重大学, 医学系研究科, 助教 (60594413)
竹内 佐智恵 三重大学, 医学系研究科, 教授 (80276807)
武田 佳子 三重大学, 医学部, 助教 (80581199)
坂口 美和 (荒木美和) 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (90340348)
船尾 浩貴 三重大学, 医学系研究科, 助教 (60804268)
玉木 朋子 三重大学, 医学系研究科, 講師 (60755768)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | アドバンス・ケア・プランニング / 意思決定支援 / もしバナゲーム / 人生会議 / 意思決定 / 看護学 / エンド・オブ・ライフケア |
研究成果の概要 |
本研究は、保健医療福祉職と一般市民を対象に、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)を動機づけるワークショップ(WS)を行い、WSが家族や大切な人と話し合いにつながるかを、実際に話し合った人の割合、死生観尺度の変化や参加者の気づき等から、質的および量的に検証した。分析対象となった保健医療福祉職91名中42名(46.2%)が話し合いを希望し、実際には30名(71.4%)が話し合いを行った。また、一般市民109名中83名(76.1%)が話し合いを希望し、実際には47名(56.6%)が話し合いを行った。WSはACPを動機づける機会にはなり得るが、「人生会議」に結びつくには障壁があることが窺われた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
健康な時期に行うACPでは、死が近づいた時の詳細な決定について話し合うのではなく、どのようなことが一番大切か、その理由を含めて話し合うことが重要であり、「もしバナゲーム」を利用したACP 実践活動が報告されている。しかしその活動により、対象者にどのような影響が生じるかを明らかにした研究は報告されていない。 本研究は、今後健康な人々に対するACPをどのように勧めるかを検討する上で、有用な基礎資料となると考えた。
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