研究課題/領域番号 |
17K12248
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 杏林大学 (2021-2022) 長崎大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
橋爪 可織 杏林大学, 保健学部, 講師 (20338578)
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研究分担者 |
楠葉 洋子 福岡国際医療福祉大学, 看護学部, 教授 (90315193)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 乳がん / 母親 / サポートグループ / インターネット |
研究成果の概要 |
本研究は対面式サポートグループとインターネットを利用したサポートグループを併用した複合型サポートグループプログラムを開発し、このプログラムの実行可能性を検証することを目的とした。しかし、サポートグループの実施が困難となったため、複合型サポートグループプログラムを再考した。子供を持つがん患者の体験についての文献レビューでは、子供を持つがん患者は子供がいることで生じる困難と強みがあることが明らかとなった。がん患者に関わる看護師の妊孕性についての意識調査では、看護師はがん患者の将来の挙児希望に対して適切な情報を提供することは難しく、看護師対する教育の必要性が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳がん患者に対するサポートグループは不安や抑うつに効果があるとされているが、母親役割を持つ乳がん患者に特化したサポートグループに関する研究はほとんど見られない。また、本プログラムは、対面式のサポートグループとインターネットを利用したサポートグループを併用した新しいサポートグループの形式である。対面式及びインターネットを利用したサポートグループそれぞれの長所を生かすことが可能であり、母親役割を持つ乳がん患者への参加の負担が少なく実施が可能であると考える。
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