研究課題/領域番号 |
17K12251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 天使大学 (2021) 北海道文教大学 (2019-2020) 札幌市立大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
小坂 美智代 天使大学, 看護栄養学部, 准教授 (70347384)
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研究分担者 |
長坂 育代 淑徳大学, 看護栄養学部, 准教授 (50346160)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | がん患者 / セルフマネジメント / 外来看護 / 経口抗がん薬治療 / 経口抗がん薬 |
研究成果の概要 |
経口抗がん薬治療を受ける外来患者のセルフマネジメントを支える看護支援モデルを検討することを目的とし、患者および外来看護師に調査を実施した。調査結果より、経口抗がん薬治療を受ける外来患者のセルフマネジメント支援においては、情報獲得力の向上、有害事象に係る判断力や対応力の向上、長期にわたる療養への負担感の軽減などを基盤とし、対象特性に応じた他職種との連携、患者・看護師の双方が関与しやすい環境・体制づくり、外来看護の専門性を発揮できるような看護体制の検討・強化といった取組が必要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
経口抗がん薬治療を受ける外来患者が体験している困難やセルフマネジメントに関する現状・支援ニーズを有していることが明らかとなり、外来看護師も支援の必要性を感じながら十分に実施できていない現状に課題を抱えていた。今後は看護支援モデルの検証を重ね、外来での導入および看護の専門性が発揮できるような取り組みも検討していくことで、長期にわたる患者の療養生活の質の維持・向上が期待できると考える。
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