研究課題/領域番号 |
17K12265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
庄村 雅子 東海大学, 医学部, 教授 (40287115)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 肝細胞がん / 進行がん / 分子標的治療 / セルフマネジメント / 肝がん / 患者教育プログラム / 健康関連QOL / 進行肝細胞がん / 分子標的治療薬 / 副作用マネジメント / 進行肝細胞癌 / ソラフェニブ / 自己効力感 / 身体活動 / がん患者 / 看護 |
研究成果の概要 |
進行肝細胞癌で、分子標的薬レンバチニブによる治療を受ける患者60例を対象に、プログラムに基づくセルフマネジメント教育を外来看護師が実施した。アウトカムの投薬期間中央値は7.8ヶ月、生存期間中央値は10.0ヶ月、有効性は、DCR65%であった。治療開始後3か月目のHRQOLは、セルフマネジメント支援を行っても、3つの機能的サブスケールで低下傾向が示された。 進行HCCの分子標的薬は6種類に増え、今後は新薬に対応した症状マネジメント内容の改定、6か月間介入しない群を設け、介入群と比較すること、及び症例数を増やし治療によらず介入が良好なアウトカムをもたらすことを実証することが課題となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肝細胞癌は肝疾患・がん対策基本法で国策として取り組まれ、早期発見によっても生存率は依然低い難治ながんである。現在進行肝がん患者に適応できる分子標的治療は6種類で、全て外来で行われ患者が自身で症状を観察し適切な対処を講じることが求められる。本研究が検証したセルフマネジメント教育プログラムは、患者が自身で症状に上手く対処でき、生活の質や生存期間などのアウトカムを改善する上で非常に重要な位置を占める。
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