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治療を受ける子育て世代のがん患者に対するIT活用型包括的支援モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12267
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 臨床看護学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

望月 留加  東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (10412991)

研究分担者 細坂 泰子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (90459644)
神田 清子  群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (40134291)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードがん患者 / 子育て支援 / 支援モデル / がん看護 / がん看護学
研究成果の概要

本研究の目的は、治療を受ける子育て世代のがん患者が抱える気がかりに対するITを活用したケアモデルの開発を行うことである。文献レビューをもとに作成した質問紙を用いて、400名を対象としたインターネット調査を行った。その結果、子育てに対する負担感と困難感は、主に「子どもへのがんや治療に関する伝え方」等に強く、子育てとがんの療養を両立させるために解決困難な体験をした対象者は29.0%存在していた。負担感や困難感に影響する要因としては、「再発転移」や「子どもの年齢が幼児期後期/思春期後期」などが明らかとなった。ケアモデルの対象となる患者の子どもの年齢を限定し、支援ツールの検討を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果の学術的特徴は、治療を受ける子育て世代のがん患者が抱える気がかりと影響要因を明らかにしたことにある。がんや治療について子どもに伝える難しさは、既存の研究でも明らかとなっているが、支援モデルを描く上では、発達段階によって困難さが異なることが明確となったことが意義深い。社会的にも、子育て世代への切れ目ない支援の提供の一助を担うことができると考えられる。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 外来化学療法を受けるがん患者が初回治療前に抱える気がかりに関する検討2019

    • 著者名/発表者名
      務台理恵子,望月留加,佐藤正美,川口利子.
    • 学会等名
      第33回日本がん看護学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 外来化学療法を受けながら就労する壮年期がん患者が抱く心のよりどころについての研究2018

    • 著者名/発表者名
      高橋めぐみ、佐藤正美、望月留加
    • 学会等名
      第33回日本がん看護学会学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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