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喉頭全摘術を受けるがん患者とパートナーの首尾一貫感覚を高める看護実践モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12274
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 臨床看護学
研究機関愛媛大学

研究代表者

山内 栄子  愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (20294803)

研究分担者 黒田 寿美恵  県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 教授 (20326440)
松井 美由紀  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 教授 (30511191)
鈴木 久美  大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (60226503)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード喉頭摘出者 / 喉頭摘出術 / 頭頸部がん / 家族介護者 / 首尾一貫感覚 / SOC / 緩和ケア / 看護学
研究成果の概要

健康を維持・増進するという健康生成論の健康要因として規定された首尾一貫感覚を活かし、苦悩の中にある喉頭摘出者とパートナーの生き抜く内的な力を生み出し、Quality of lifeの向上を図る看護実践モデルを開発するための基礎的研究として文献検討を行った。その結果、頭頸部がん患者と家族介護者の両者が心理的苦痛を抱え、患者の身体的・社会的状態、患者と家族介護者との関係性、病識、情報量がそれらに関係していること、患者と家族介護者の心理的苦痛が相互に関連していること、患者と家族介護者は心理的支援を望み、診断早期からの患者と家族介護者を組とした介入が必要かつ有効であることが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

患者と家族介護者を組とした心理的介入が診断後の早期から終末期に至るまで必要であるが、介入に関する研究は始まったばかりであるという基礎的資料が得られた。本研究結果をもとに喉頭摘出者と家族介護者QOLの向上を図る看護実践モデルを構築し、がん罹患や治療による適応障害やうつ病の減少及び重症化の予防することの重要性が示された。しかし、喉頭摘出者と家族介護者の両者の困難を乗り越える力を高める看護実践モデルを開発するためには、心理的介入の方法やその有効性の実証のあり方の十分な検討が必要であるが、本研究ではそこに至らず、今後の課題としたい。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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