研究課題/領域番号 |
17K12282
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 (2019-2021) 北海道大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
野口 真貴子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (30459672)
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研究分担者 |
村山 より子 千葉科学大学, 看護学部, 教授 (70289875)
飯塚 幸恵 東京女子医科大学, 看護学部, 講師 (70597244)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 幼児 / 母親 / 食習慣 / 食事バランス / 母子 / 食生活 / 母子保健 |
研究成果の概要 |
母親と子どもの食習慣は、重要な健康課題である。特に食習慣を形成する幼児期は、主たる養育者である母親のライフスタイルや食習慣が、子どもの将来の健康にも影響する可能性がある。本研究は、信頼性、妥当性が確保された質問票を用いた調査により、母子双方の食習慣の現状を客観的に明らかにした。加えて、当該調査結果より導かれたコア・テーマに則り、母子を対象とした食にかかわる教育で活用できるリーフレットを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
調査結果より、現在における母子の食習慣の特徴として7点、総括できた。これらの特徴に基づいて、教育プログラムのコアテーマを①主食と菓子類の摂取を含めた食事バランスの見直し、②子どものサプリメント利用、③生活習慣と食事、とし、母子の食習慣の見直しのため実用的なリーフレットを作成した。母親たちは、食品や食事内容が豊富になり、子どもの個別性も際立つ幼児期の食事では、これで良いという自信が持てないとことも多いとされる。子どもの食事バランスの現状、特徴を客観的に明らかにしたことで、幼児の日々の食事に対して前向きに取り組み、現在、社会的に大きな課題である育児不安の軽減にも食生活という視点から寄与できる。
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