研究課題/領域番号 |
17K12285
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
國清 恭子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (90334101)
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研究分担者 |
常盤 洋子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (10269334)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 出産体験の振り返り / アセスメントツール / 介入モデル / 実用性 / 出産体験 / 心理的援助 / 看護介入モデル |
研究成果の概要 |
出産体験の振り返りの支援の必要性についての認識が高まっている一方、出産体験のアセスメントや支援方法に対し困難感を抱く看護者は少なくない。そこで、出産体験の振り返りの支援に活用できる「出産体験の振り返りアセスメントツール」を開発するとともに、本ツールを用いた看護介入モデルの考案に向けて、支援を実践する際の困難や課題の実態調査を踏まえ本ツールの実用性を検討した。その結果、本ツールは出産体験の振り返りの支援に必要な側面を効率的にとらえて支援に活かすことができるという実用性を備えており、本ツールの活用により支援における困難感を軽減し、支援の実践力を向上できる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した出産体験の振り返りアセスメントツールは、これまで開発されている出産体験に関する尺度とは一線を画し、臨床現場における支援に活用することを明確に打ち出したツールであり、看護者の経験によらない一定のアセスメント視点を提示し看護介入モデルの考案に貢献する点が学術的な意義をもつ。また、多くの看護者が出産体験の振り返りの支援を実践できることにより、産後の母親のメンタルヘルスを保ち、母親意識の発達を促進することに繋がることが社会的意義である。
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