研究課題/領域番号 |
17K12293
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
崎山 貴代 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (40321278)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 妊娠初期 / 生殖補助医療 / 妊娠への適応 / オンラインサポートプログラム / メンタルヘルス / オンラインプログラム / 介入研究 / オンラインサポート / ナラティブ / 看護学 |
研究実績の概要 |
過去の研究において、介入プログラムがうつの軽減に効果を示さなかった。生殖補助医療(ART)は妊娠期のうつに影響しているのか、介入によりEPDSの軽減を図ることは可能であるかといった検討に加え、変数の選定や方法の検討などが必要であると考えた。生殖補助医療(ART)は妊娠期のうつに影響しているか、ART以外のうつへの影響因子は何かを明らかにすることを目的として、システマティックレビューを行った。論文検索はPubMed、CINAHL、PsycINFO、医学中央雑誌Webのデータベースを用いた。包含基準は1)コホート研究、症例対照研究、横断研究を研究デザインとした論文、2)英語あるいは日本語の原著論文、とした。除外基準は1)症例報告、事例報告、専門家の意見またはCommentary、2)妊娠期のうつを扱っていない論文、3)自然妊娠群と生殖補助医療を受けた妊娠群の2群を扱っていない論文、とした。論文の質の評価は,中程度の信頼性、許容可能な実用性、妥当性が実証されているRisk of Bias Assessment tool for Non-randomized Studies(RoBANS)を用いた。抽出した論文の結果を整理し、自然妊娠群およびARTを受けた妊娠群の2群における妊娠期のうつの比較、ART以外のうつへの影響因子を抽出した。その結果、ARTを用いた妊娠と妊娠期のうつには直接的な関連がないことが概ね示されていた。この結果を受け、論文作成を行っている。今後の介入プログラムにおいてプライマリアウトカムにするのは難しいと考えた。
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