研究課題/領域番号 |
17K12299
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
関 美雪 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (40299847)
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研究分担者 |
佐藤 玲子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (00255960)
上原 美子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (10708473)
服部 真理子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (50336492)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 父親 / ストレス対処能力 / 自己効力感 / 精神的回復力 / レジリエンス / 首尾一貫感覚 / コンピテンシー / 家族看護 |
研究成果の概要 |
父親の育児に関連するコンピテンシーを明らかにし、育児支援プログラムを検討することを目的とした。「自己効力感」、「ストレス対処能力」、「精神的回復力」に着目し、関連要因との検討を行った結果、これらの概念が、子育てに関する職場環境や子育ての困難感と関連することが明らかとなった。また、第1子を妊娠している妊婦と配偶者を対象に育児支援に着目したプログラムを実施した。配偶者が出産後に実施した調査結果では、育児プログラムに参加した群に、父親の育児困難感を軽減する可能性が示唆された。また、「ストレス対処能力」に関連する概念が、父親の子育てにとって鍵となる概念であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠・出産・子育て期の家族は発達段階の移行期であるため、容易に危機的状況に陥りやすい。家族が本来持っているセルフケア機能を引き出すとともに、家族の発達課題を促す支援が必要である。本研究では、「ストレス対処能力」に関連する概念が、父親の子育てにとって鍵となる概念であることが明らかとなった。 家族発達段階の移行期における父親の対処能力に関するエビデンスや、具体的な方略については、母親を対象にしたものに比べて脆弱である。コンピテンシーを強化する支援ツールを活用した育児支援プログラムは、子育て期の家族の健康悪化を防ぎQOLの維持を向上する健康管理をめざすことが期待できる。
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