研究課題/領域番号 |
17K12303
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 山梨県立大学 |
研究代表者 |
平田 良江 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (50326097)
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研究分担者 |
名取 初美 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (10347370)
萩原 結花 山梨県立大学, 看護学部, 准教授 (50381710)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 母親 / 乳児 / 育てにくさ / 育児拘束感 / 育児不安 / 育児責任感 / 環境 / 子育て環境 / 支援者との関係 / 性格 / 子の気質 / サポートプログラム |
研究成果の概要 |
本研究では、健康な乳児を育てる母親の感じる育てにくさと、子育ての捉え方を明らかにした。子育て中の母親たちは「育てにくさ」を感じておらず、育児について【育児を仕事志向する】<育児の抱え込み><培われた成果主義><完璧主義>【予想と現実の乖離】<泣きへの困難感><育児への見通しが持てない><理想と異なる育児>【環境から受ける閉塞感】<閉鎖された空間><子どもとの密接すぎる関係><社会からの孤立><ネット上の情報に混乱>と感じていた。キャリア形成に伴い培われた考えや環境に影響されている可能性が示唆された。サポートプログラム構築の研究は、対象者が得られず実施されていないため、今後の取り組みとしていく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
健康な乳児を育てる母親たちは、「育てにくさ」を感じていない。それよりも「育てにくさを感じる環境に置かれる」ことが問題であるということが明らかになったことは意義がある。特に、有職の母親にその傾向が強く、育児を仕事と同じように捉え、成果を求められるといった思いや予想と現実の乖離に苦しんでいた。そのため、今後は早期からの有職者を対象とした母親学級を計画し、育児は仕事ではないこと、それによって母親が評価されることはない、さらには予想と現実の乖離を最小限にするための具体的育児指導を検討し、子育て中の母親たちが育てにくさを感じず子育てできる状況に貢献したい。
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