研究課題/領域番号 |
17K12304
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 名古屋学芸大学 (2018-2021) 長野県看護大学 (2017) |
研究代表者 |
清水 嘉子 名古屋学芸大学, 看護学部, 教授 (80295550)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 育児期 / 夫婦 / ペアレンティング / 促進 / プラン / 検討 / 尺度 / 開発 / 夫婦ペアレンティング / 促進行動 / 批判行動 / 影響要因 / 母親 / 育児 / 支援 / 父親 / 家族 / 育児期支援 / 再構築 / 介入プラン |
研究成果の概要 |
父親の子育て関与を促進または阻害する調整者としての母親の存在に注目し、育児期に互いが協力して子育てに取り組み、子どもを含めた家族の再構築を促すための育児支援プランの検討と、プランで活用する冊子を作成するための尺度の開発を目指した。夫婦ペアレンティング調整尺度を用いて2歳から5歳までの子どもの育児期にある夫婦を対象とした3つの研究を実施した【研究1・3】選択的回答並びに記述式質問項目による自記式質問紙調査【研究2】家庭訪問による個別インタビュー調査。 夫婦の調整行動の実態と関連要因を明らかにすることにより、子育て期にある夫婦の調整行動への介入への示唆と夫婦の協力への支援を探求した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サポート者である父親に着目し、母親にのみ介入するのではなく、母親と父親の両者に介入することで、出産後の危機を乗り越え、家族の再構築を促すことが期待できる。父親は母親の良きサポート者としての存在であることを自ら自覚しながら、コペアレンティングの視点から、夫婦で互いを理解し助け合うことにより、お互いに影響しながら、親としての役割をどのように一緒に行っていくかを追求し、よりよい子育てを可能とすることが期待できる。育児期を夫婦で作り上げ、子どもを含めた夫婦の関係性について見直すことにより、お互いが親としての自信を持ち、人としての成長を遂げると共に、子どもの生育環境に良い影響をもたらすことが期待される。
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