研究課題/領域番号 |
17K12309
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 聖カタリナ大学 (2019) 香川県立保健医療大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
三木 佳子 聖カタリナ大学, 人間健康福祉学部, 教授 (60584175)
|
研究分担者 |
前川 厚子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (20314023)
法橋 尚宏 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (60251229)
國方 弘子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (60336906)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | セクシュアリティ / コミュニケーション / 皮膚・排泄ケア認定看護師 / 関係 / 性的問題 / 性機能障害 / 会話分析 / 看護 / 治療的コミュニケーション / 相互作用 / 性機能 / ウェルビーイング / 治療的会話 / アプローチ / 看護支援 / 皮膚排泄ケア認定看護師 / 介入研究 / エキスパートナース / 認知行動療法 / 介入 / 性カウンセリング |
研究成果の概要 |
セクシュアリティの治療的コミュニケーション技術を抽出し、実践状況を明らかにすることが目的である。9人の皮膚・排泄ケア認定看護師のケア場面の会話を質的記述的に分析した。9つの特徴の治療的コミュニケーション技術と4つの局面があった。 皮膚・排泄ケア認定看護師は知識を基盤に経験と直感で治療的コミュニケーション技術を用いてセクシュアリティに介入した。基盤知識はセクシュアリティの定義と主観的セクシュアルウェルビーイング、セクシュアリティ満足度指標であった。治療的コミュニケーション技術は、日常のストーマケア/ケアリングの延長で発揮し、患者の語りを促進し、セクシュアルウェルビーイングを高める支援となった
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は経験豊富な看護師のケア実践における会話からセクシュアリティの治療的コミュニケーションを抽出したことにある。実践からの抽出は活用可能性を意味する。また、参加者は先行研究で明らかにしたセクシュアリティの定義、支援目標、質問項目を事前に学習した。事前学習内容が明確であり基盤となる知識が明らかである。 基盤となる知識が明確であり実践から抽出した治療的コミュニケーション技術は、臨床で活用の可能性のみならず即用性も高い。これまではセクシュアリティの支援に自信がなかった看護師が活用し実践するようになると、支援を受けられる患者が増加する。看護師、患者の両者に還元できる社会的意義がある。
|