研究課題/領域番号 |
17K12321
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
小川 久貴子 東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (70307651)
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研究分担者 |
安達 久美子 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 教授 (30336846)
白井 千晶 静岡大学, 人文社会科学部, 教授 (50339652)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 若年母 / 10代母 / 自己肯定感 / 不安 / 心理的ストレス / ICT活用プログラム / 効果 / 漫画 / 10代妊婦 / 教育教材 / 支援 / 若年妊婦 / ICTプログラム / ティーンズママライフ / DV予防 / 子ども虐待予防 / 育児情報 / 支援者養成講座 / 学業継続 / 学業継続支援 / 看護学 / 母性看護学 / 助産学 / 思春期学 |
研究成果の概要 |
Webサイトに若年母の自己肯定感を高めるICT活用支援プログラム「漫画で学ぼう!ティーンズママライフ」を開発し閲覧後に、自己肯定感が高まり、不安が低減する結果を得た。 次に、若年妊婦を年齢で2群に分け、心理的ストレス反応は両群とも閲覧前は高かったが、閲覧後に19歳群は低減する効果が得られた。18歳以下群は、情動反応(悲哀)が閲覧前 Median 5.0、閲覧後 Median 7.0で有意な差が認められた。 若年妊婦は心理的ストレス反応が高く、 ICT プログラムの効果は19歳群に認められた。今後は、18 歳以下の若年妊婦には本プログラムで悲哀が高まったため、直接的なアプローチも必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
若年母は、10代で妊娠して母親になるためパートナーや友人から孤立し、支援が行き届かず、自己肯定感が低く、不安が強く、育児困難になりやすい状況である。 本研究は、若年母の自己肯定感を高めるICT活用支援プログラム「漫画で学ぼう!ティーンズママライフ」を開発し、Webサイトに掲載した。 若年母はこのICTプログラムの閲覧後に、自己肯定感が高まり、不安が低減するという学術的に意義のある成果を得た。さらに、若年妊婦の心理的ストレス反応も、ICT プログラム閲覧後に、19歳群は低減する効果が認められ、社会的に意義ある成果を得た。今後、18 歳以下の若年妊婦には直接的に関わるアプローチを検討する。
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