研究課題/領域番号 |
17K12323
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
青木 由美恵 関東学院大学, 看護学部, 教授 (60347250)
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研究分担者 |
村上 亜紀 関東学院大学, 看護学部, 助手 (00795883)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ヤングケアラー / 若者介護者 / 高齢者ケア / 家族支援 / 高齢者 / 認知症 / 介護者 |
研究成果の概要 |
地域包括支援センターに働く3職種等および児童民生委員を対象に質問紙調査を行い、以下の点が明らかになった。①これまでに関わった子ども・若者の中で、ヤングケアラー、若者ケアラーがいると回答したのは、全体の約3人に1人、民生児童委員においては回答者の約16人に1人であった。②子どもがケアしている相手は、きょうだいと母親が圧倒的に多い。③ケア内容は家事ときょうだいの世話が多く、家族構成はひとり親家庭の割合が高い。④学校生活への影響は、欠席・遅刻、学力が振るわないが多くみられた。また、家族をケアする子ども・若者への支援者のインタビューでは、そこから抱える課題を検討し、支援プログラム案を作成・施行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域包括支援センターの3職種とケアマネジャーへの調査による実態把握と、具体的な実践事例からの支援プログラムの開発により、既存の有償・無償のボランティアなど地域住民参加型の子どもや介護者支援のプログラムを活用しながら、持続的な支援を目指す。調査過程においてこれまでの調査結果を示すことで、調査協力者は、高齢者や認知症の家族を介護する子ども・若者の存在を知る機会となる。このことにより、これまで以上に子ども・若年介護者の存在に気づいたり、支援プログラムにつなげたりできることが期待される。
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