研究課題/領域番号 |
17K12326
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
泉川 孝子 摂南大学, 看護学部, 教授 (80413243)
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研究分担者 |
眞野 祥子 (真野 祥子) 摂南大学, 看護学部, 教授 (90347625)
天田 城介 中央大学, 文学部, 教授 (70328988)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | DV被害者支援 / 支援システム / 看護職者の困難感 / 看護職の困難感 / 看護職 / 困難感 / DV被害の予防 / DV被害者支援機関との協働 / 教育プログラム |
研究成果の概要 |
看護職によるDV被害者の早期発見や被害予防のため、看護職者がDV被害者に遭遇している状況とその支援の実態を明らかにし、被害者支援のあり方を明らかにする。関西地区の医療機関等の看護職への半構造化インタビュー内容を、質的帰納的に分析した。 DV被害者が支援者に相談しない傾向や加害者の要因が重なり、被害者識別を困難にしていた。しかし、被害者との関わりで生じる違和感から確定に繋げていた。その背景にはDVの社会的認知、教育機会の増加で明らかな被害者と無自覚な被害者を見分けられる力がついたことが示唆された。また、今回の支援者は負担感がなくなっており、支援システム整備に積極的な姿勢が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
前研究として、2010年の関西地区A県での看護職におけるDV被害者との遭遇の実態調査、2011年度は、同県のDV被害者支援に関わる支援機関の支援者、DV被害当時者と研究者のフォーカスグループインタビュー(FGI)により、協働関係を深めた。2012年、A県総合病院管理職、2014~2015年B総合病院での看護職に同研究の実態調査、FGIから教育プログラムに関わる要因を検討し、4週間の観察介入を実施した。2020年からの新型コロナウイルス感染拡大による外出、移動制限を強いられる状況下では被害者にも影響を及ぼすと察する。そこで看護職者を対象に個別のインタビュー調査を行うことは、意義があると考える。
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