研究課題/領域番号 |
17K12327
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 四天王寺大学 (2019-2021) 摂南大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
宮本 雅子 四天王寺大学, 看護学部, 准教授 (00413245)
|
研究分担者 |
小神野 雅子 宝塚大学, 助産学専攻科, 准教授 (00269458)
松田 佳子 宝塚大学, 助産学専攻科, 准教授 (40727476)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 妊娠 / 出産 / 子育て / 父親役割 / 父親らしさ / 自己効力感 / 出産準備教育 / 夫 / パートナー / 親役割 / 夫婦へのサポート / 出産育児への認識 / 妊婦 / 親性 / 妊娠期 / 産後 / 育児 / 教育的援助 / 育児参加 / 父親役割形成 / 胎児への愛着 |
研究成果の概要 |
親役割に関する夫婦のパートナーへのニーズ,認識について実態調査を行った。その結果,夫には医療従事者による知識提供・保健指導,夫専用のテキストに対するニーズがあった。妻からは,夫婦同伴での知識提供や保健指導のニーズのほかに,夫の協力で求めているのは「育児・家事」であった。 夫へのケアを妊娠期より行っているイギリスとドイツの助産師に対して,出産準備教育で重要視している点について,聞き取り調査を実施した。その結果,「どう支援するか」よりも「なぜ支援する必要性があるのか」が重要であることがわかった。以上の結果より,夫婦を対象とした出産準備教育プログラムを作成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果の学術的意義として,父親役割の向上に自己効力感が関連することから,父親の自己効力感を高めるための出産準備教育のモデル化ができたことがあげられる。 日本の社会においては,今後男性育休制度が促進され,夫婦で協力して育児を行っていくためにも,本研究の出産準備教育プログラムは,「行動を起こす」背景に,お互いのニーズを把握するためのコミュニケーションをとること,実践の根拠を理解すること,アクションプランを立てることによって具体的な実践を促す教育内容を含む。そのため,本教育プログラムは,男性の育児参加を促進するための看護実践に活用できると考える。
|