研究課題/領域番号 |
17K12329
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 姫路大学 |
研究代表者 |
菅野 夏子 姫路大学, 看護学部, 教授 (90293290)
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研究分担者 |
藤田 敦子 姫路大学, 看護学部, 講師 (30512660)
鷺野 貴子 姫路大学, 看護学部, 助教 (20759336)
永井 たつ代 姫路大学, 看護学部, 助手 (90884510)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ダブルケア / sandwich generation / 女性 / 中高年 / 育児 / 介護 / 中高年者 / 家族看護 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、育児と介護を同時に実施している中高年の健康問題を明らかにすることである。また、負担軽減のための介入方法を明らかにすることである。研究の結果、対象者は不定愁訴が多く、育児時間が少ないことに不満を持っていた。また、配偶者の協力が得られにくく、仕事を持つ人はストレスを感じていた。負担軽減のための介入については、現状のサービスでの対応は可能であるが、早期に対応する専門職の関わりが必要であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、日本における「ダブルケア」実施者に面接調査を実施し、負担感や健康状態を調査したことである。先行研究では、量的研究がほとんどであり、本研究では、実際に育児や介護を経験している人からの調査内容を分析した。また、「ダブルケア」の定義が、日本でのみ使用されている言葉であり、我が国の「ダブルケア」調査の定義が、未就学児を育児している者に限定されていた。本研究では、国外で多く発表されている「sandwich generation」の調査から、育児の対象を「18歳以下の子供の子育て」とし、調査を実施した。
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