研究課題/領域番号 |
17K12346
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
白坂 真紀 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (40378443)
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研究分担者 |
桑田 弘美 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (70324316)
底田 辰之 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (10464182)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 在宅医療 / 医療的ケア / 成人期 / 子ども / 支援者 / 自立 / 成人移行 / 青年期 / 社会生活 / 子ども在宅医療 / 将来 |
研究成果の概要 |
在宅医療を受ける子ども達の成育過程と成人期の社会生活の現状と課題を明らかにするために、質的記述的研究に取り組んだ。幼少期より在宅医療を必要とする成人、親、行政・医療・福祉・教育分野の関係者に面接調査を行った。子どもの社会生活においては、様々な困難が存在していた。本人あるいは家族の意思を尊重し確認しながら、個々の状況に対応し、各ライフステージの特徴を踏まえた柔軟な支援が必要である。将来を見据え、子ども時代から充実した社会生活を送ることができるよう地域社会の工夫と協力が求められる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児医療の発展により、小児期に発症した慢性疾患を持つ子どもたちの多くは成人期を迎えることができるようになった。また、人工呼吸器や胃ろうなど医療的ケアを受ける子どもの数は10年前の2倍と増加している現状である。そのため、在宅医療を受ける子どもたちの将来を考えながら生育過程を支えることは重要である。本研究の成果は、幼少期より子ども達の将来を見据え、地域における生活環境を整備するための一資料となる。
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