研究課題/領域番号 |
17K12350
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
久我 修二 大分大学, 医学部, 客員研究員 (20773815)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 小児鎮静 / アイトラッキング / 教育プログラム / インストラクショナル デザイン / 小児 / 鎮静 / 視覚認知能 / 注視点追跡システム / 鎮静教育プログラム / インストラクショナルデザイン |
研究成果の概要 |
手術室外での小児の鎮静処置を安全に実施するため熟練看護師のコンピテンシーを明らかにした。注視点追跡システムを利用して鎮静処置中の注視行動を解析した結果、熟練看護師は新人看護師と比較して、効率の良い記録業務とモニターアラームの対応、術者への細やかな配慮と対応が鎮静処置時のコンピテンシーと判明した。この特徴を新人看護師の鎮静教育プログラムの策定に繋げていく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦における小児の鎮静処置は、近年増加傾向で安全性の確保が課題である。今回明らかになった熟練看護師のコンピテンシーを分析すると、効率の良いマルチタスクの実践が教育目標と考える。インストラクショナルデザインの視点では、まず記録業務の簡略化とIT技術の導入が、最も有効性の高い介入要素であると分析した。これをもとに鎮静教育プログラムにおいては、モニターアラームの考え方と早期の異常検知、術者介助の質向上を主な項目に置いて実施していくことが望ましい。
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