研究課題/領域番号 |
17K12355
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
谷口 千絵 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (10349780)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 自宅出産 / 助産師 / 周産期 / ケアの連続性 / 医療者の態度 / 連携 / 助産所 / 周産期母子医療センター |
研究成果の概要 |
ローリスクの女性を対象とした医療との連携がある自宅出産に対する医療者の態度について文献検討し、自宅出産に対する医療者の態度を測定する質問紙Provider Attitudes Toward Planned Home Birth-international: PAPHB-i (Vedamら, 2014)の日本語版を作成した。9項目のPAPHB-iの日本語版の実用可能性については、質問項目である自宅出産と医療費の関係、アドボケイドという用語について複数の解釈がなされていた。今後は国内の助産師を対象とした調査に使用し妥当性を検証する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
専門家の立ち会いのあるローリスクの女性の自宅出産は極少数ではあるが日本でも行われている。出産の場の多様性を維持し、産む側の女性の希望を尊重して安全に対応するためには、医療連携体制が不可欠である。本研究では、ケアを提供する者の自宅出産に対する態度を測定し、国際比較ができる尺度Provider Attitudes Toward Planned Home Birth-international 日本語版:JPAPHB-i を作成した。JPAPHB-iは、自宅出産を希望する女性に対応できる安全な出産の場の支援体制を構築するにあたり、ケア提供者の認識や協働の姿勢を定量化することに貢献できる。
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