研究課題/領域番号 |
17K12359
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 同志社女子大学 (2020-2022) 大阪医科大学 (2019) 兵庫県立大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
宮川 幸代 同志社女子大学, 看護学部, 准教授 (20614514)
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研究分担者 |
櫻井 進 東京工科大学, 医療保健学部, 教授 (50375515)
谷田 恵子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (60405371)
中田 光紀 国際医療福祉大学, 医学研究科, 教授 (80333384)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 睡眠 / 産後うつ / スクリーニング / EPDS / 睡眠支援 / 睡眠の質 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究は、産後うつ予防のための妊娠から産後までの睡眠支援プログラム開発のために、妊娠・出産・産後の睡眠状況と睡眠問題(Sleep disturbances)と産後うつとの関係を明らかにし、睡眠支援プログラムを検討することである。 睡眠支援プログラムとしては、妊娠期から産褥期にかけて女性の睡眠は内分泌および身体的変化することの説明、Sleep disturbancesのスクリーニングとその生活支援、睡眠障害が疑われる訴えがあった場合の受療支援につなげることが必要と思われた。子育て期の母親の睡眠は、中途覚醒回数が多く中途覚醒時間が長い傾向にあったことから、とくに睡眠の質を高める支援が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
産後うつの可能性が低い出産後の母親においても睡眠問題(Sleep disturbances)が認められた。このことは産後の母親は睡眠問題を抱えながら子育てを行っている現状にある。周産期ケアの専門家である助産師は、生体リズムや睡眠のメカニズムに加えて、妊娠期から産褥期に変化する睡眠を理解し、妊娠期から産褥期の女性とその家族に対する睡眠支援が重要である。助産師が睡眠問題やその支援への関心を高めることによって、妊娠期から産褥期までの各期に特徴的な睡眠支援が提供できる。
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