研究課題/領域番号 |
17K12365
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 香川県立保健医療大学 |
研究代表者 |
舟越 和代 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (40321252)
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研究分担者 |
三浦 浩美 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 准教授 (10342346)
松本 裕子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (20633639)
祖父江 育子 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (80171396)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 重度障害児 / レスパイトケア / 自立支援 / 自立支援プログラム / 母親のニーズ / 重度身体障害児 / 母親の教育的支援ニーズ / 母親 / 教育的支援ニード / 障害児 / 教育プログラム |
研究成果の概要 |
現在の日本において、重度の身体障害児の地域生活支援は、親の高齢化や親の死亡、児の将来の自立を視野に入れた支援施策になっていない。レスパイトケアは障害児のケア調整力と社会性の獲得に寄与する。そこで、障害児の生涯にわたる自立支援プログラムの開発を目指し、母親がレスパイトケアに期待する教育的ニーズについて調査した。母親は、レスパイトケアに児のコミュニケーション能力の獲得支援を求めていた。生涯にわたる生活支援を要する障害児にとって、親以外のケア提供者とのコミュニケーション能力は重要課題である。レスパイトケアにおける障害児への教育的支援として、障害児のコミュニケーション能力育成の重要性を示唆する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、障害児の自立を目指したレスパイトケアの教育的機能について明らかにし、教育プログラムの作成を目指すことにある。本研究成果は、障害児が参画しケア調整能力を育成するためのレスパイトケアプログラムについて考究する資料となる。障害児の生涯にわたる自立した生活を保障するため、障害児への教育的支援を導入したレスパイトケア制度化への資料となり、障害児(者)の地域での自立生活の支援と親や家族のQOLの向上に寄与する。
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