研究課題/領域番号 |
17K12366
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
田之頭 恵里 高知県立大学, 看護学部, 助教 (90758905)
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研究分担者 |
高谷 恭子 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (40508587)
中野 綾美 高知県立大学, 看護学部, 教授 (90172361)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 生体肝移植 / レジリエンス |
研究成果の概要 |
学童期・思春期に生体肝移植を受けた子どもは、身体面・心理面・社会面に対する子ども自身の捉えや自己概念の変化、これまでの発達課題への取り組みなどが、移植後の発達課題や長期的な療養生活とセルフケアを含めた生活調整への取り組みに大きく影響する。 医療技術革新により、移植後の長期生存が可能となる中で、生体肝移植を受けた多くの子どもが小児期から成人期へと移行しているが、長期的な視点で身体的・心理的・社会的な回復への環境を整えることが、内在する力を発揮するためのポジティブな変化を促す重要な要因となり、その子なりの健康的な生活を確保し、移植後の生を主体的に生きることを支えることにつながる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学童期・思春期に生体肝移植を受けた子どもの移植後の発達課題への取り組みや、セルフケアを含めた生活調整への取り組みに大きく影響することとして、身体的・心理的・社会的な回復への環境を整える看護実践の重要性が明らかになった。特に移植前後の身体面の変化は、不確かさや自己概念の揺らぎとなり、喪失感につながりやすい。症状緩和をはじめ、子ども自身が回復を実感できるように、急性期の段階から身体面へのケアを十分に行うことは、回復への環境を整えるとともに、内在する力を発揮するためのポジティブな変化を促す重要な要因でもあるため、移植医療のなかで急性期看護におけるケアの重要な位置づけとなる。
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