研究課題/領域番号 |
17K12367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 安田女子大学 (2020-2021) 北海道科学大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
山本 八千代 安田女子大学, 看護学部, 教授 (10295149)
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研究分担者 |
竹元 仁美 東京純心大学, 看護学部, 教授 (10310913)
松原 三智子 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (20304115)
須藤 桃代 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (40514906)
泉澤 真紀 旭川大学, 保健福祉学部, 教授 (50468310)
笹尾 あゆみ 北海道科学大学, 保健医療学部, 講師 (50722005)
馬場 みちえ 福岡大学, 医学部, 准教授 (60320248)
秋鹿 都子 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (90342279)
関口 史絵 北海道科学大学, 保健医療学部, 助教 (10756414)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 児童虐待 / 助産師の技術 / 要保護児童対策地域協議会、要対協 / 母子健康包括支援センター / 妊娠SOS / 子ども虐待 / 切れ目ない支援 / 助産師のケア能力 / 市町村母子保健 / 思いがけない妊娠 / 当事者 / 中学生、高校生 / 看護職パートナーシップ / 助産師 / 望まない妊娠の相談窓口 / 子育て世代包括支援センター |
研究成果の概要 |
児童虐待の発生の要因には、「望まない妊娠」、「若年出産」、「妊婦健診の未受診」などがあり、虐待防止に向けて助産師は多大な役割を担う。そこで、市町村役場の母子保健行政担当責任者と、助産師の有資格者を対象に自記式質問紙調査を実施し、今後の助産師の課題を明らかにした。その結果、未熟であったり、課題を抱える家族や、支援を要する家族とコミュニケーションをとる技術」、「助産師が日頃から地域の中に入り、地域の人々とかかわる力」、「メンタルヘルス問題のある親の育てにくさに寄り添う技術」、「多職種・他部門との連携や調整する力」等を、助産師の教育基礎・継続教育において強化する必要性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
児童虐待によって死亡した子どもの年齢は、出生後1ヶ月未満が最も多く、「望まない妊娠」、「若年出産」、「妊婦健診の未受診」などの問題があり、虐待防止に向けて助産師は多大な役割を担う。本研究において明らかにした課題は今後の助産師教育の内容に大きな示唆となる。また、要保護児童対策地域協議会や養育訪問支援事業を必要と助産師が認識した事例が、「上司や他のスタッフから却下された、あるいはされそうになった」経験を有する助産師があり、助産師のアサーションスキルの向上も課題であることを明らかにした。以上のように、有用な成果が多く得られている。
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