研究課題/領域番号 |
17K12371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 修文大学 (2022) 北里大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
小島 ひで子 修文大学, 看護学部, 教授 (50433719)
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研究分担者 |
平野 裕子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (40369377)
落合 賀津子 北里大学, 看護学部, 准教授 (50249059)
小島 善和 東京情報大学, 看護学部, 教授 (60215259)
辻 佐恵子 北里大学, 看護学部, 講師 (70422889)
石下 育生 北里大学, 看護学部, 助手 (80778994)
林 美奈子 目白大学, 看護学部, 教授 (90433664)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | がん患者を親に持つ子ども / 医療者 / 小中学校担任教員 / 養護教諭 / グリーフケア / 放課後学童支援員 / 地域連携 / がん患者を親にもつ子ども / 医療者と地域との連携 / 放課後児童支援員 / 医療者と放課後学童支援員との連携 / 学童指導員 / 学校や医療との連携 / がん患者を親に持つ子どもへの対応 / 学校と医療者との連携 / 地域連携における困難感 / 実践教育プログラム開発 |
研究成果の概要 |
がん患者を親にもつ子どものグリーフを支援する医療と地域の連携システム構築を目指し、子どものグリーフケアをしている医療者、子どもが日常生活を過ごしている場の小中学校担任教員、養護教諭、放課後児童支援員を対象に、がん患者を親に持つ子どもへの関わりの実態と地域連携に関する調査をした。その結果がん患者を親にもつ子どもを取り巻く医療と教育機関、学童支援機関など地域での連携システムは不十分であること、さらに課題が明らかなった。今後は、医療者と地域との連携に向け情報共有し、子どものグリーフケアに関する理解の推進が、連携システムを構築する際に重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
親のがん告知から死別後に向けて、がんの親を持つ子どものグリーフケアは医療者として早期に取り組むべき課題であり、地域との実践可能な連携システムを構築し、子どものグリーフを支えることが重要である。今回の医療者及び教員、学童支援員を対象に、がん患者の親を持つ子ども支援の実態と地域連携に関する調査では、学校や学童支援での子どもグリーフ支援は少なく、教員等は専門的知識不足を実感していた。また医療と教育の場での連携の難しさが明らかになった。これらを基に、各機関の課題を共有し、連携に必要な要素を見出すことは、地域で連携し、システムとして、子どもグリーフ支援につながることが期待される。
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