研究課題/領域番号 |
17K12372
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
井出 由美 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (80644591)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | NICU / 新生児 / 新人看護師 / 移行支援プログラム / 新人看護職員研修 / 現任教育 / 教育プログラム / 実装研究 / 新人看護職員研修ガイドライン / 移行支援 / Transition / NICU看護師 / Implementation Research / NICU看護 / 継続教育 / ハイリスク新生児 / ハイリスク新生児看護 |
研究成果の概要 |
本研究では、新生児集中治療室(Neonatal Intensive Care Unit,以後NICU)の新人看護師が、新生児医療に必要な基本的な知識・技術・態度を獲得し、臨床へスムーズに移行するための移行支援プログラム(TSP-NICU)の開発を目指した。移行理論の枠組みを用い、システマティックレビューおよび周産期センターを対象とした調査(新人看護師・病棟師長・看護部門責任者)の結果に基づき、カリキュラムと評価ツールを作成した。1施設を対象にTSP-NICUを実装し、管理者とリソースNs、研究者の協働によりTSP-NICUの実行性が示され、臨床実践能力の向上と健全な役割移行に影響を及ぼした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生殖医療の発展を背景にハイリスク妊娠が増加し、新生児集中治療室(NICU)のニーズが高まっている。NICUの増床や機能強化が進められたが、人材育成は十分ではない。また、医療機関では、新人看護職員研修ガイドラインに基づく教育体制が整備されているが、NICUでは部署内のOJTに任される現状がある。新人看護師への移行支援プログラムは、不安の軽減および離職率の低下というエビデンスがある。本研究で開発したTSP-NICUは、NICUに配属された新人看護師に対し、看護基礎教育での学習不足を補完し、臨床実践に即した新人看護職員研修の機会を保障するものであり、エビデンス・プラクティスギャップの解消を目指す。
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