研究課題/領域番号 |
17K12377
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 東京有明医療大学 (2021-2022) 駒沢女子大学 (2019-2020) 湘南医療大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
弓気田 美香 東京有明医療大学, 看護学部, 講師 (80783399)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 小児アレルギーエデュケーター / 専門看護師 / 活動 / 小児アレルギー / 小児 / アレルギー / 育児支援 / 認定こども園 / 看護 / FA研修会 / 食物アレルギー / アナフィラキシーショック / 子ども / QOL / 統計的分析 / 質的分析 / 保護者支援 / 育児ストレス / アレルギーエデュケーター |
研究成果の概要 |
本研究の目的は小児アレルギーエデュケーター(以下PAE)の活動の実態を明らかにし,その効果や課題を明らかにすることである. 看護師資格を持つPAEを対象に、質問紙による調査を行った結果、PAEは小児アレルギーに関する研修会や講習会などの院外活動と施設内における個別相談などを積極的に行っており、さらに活動の幅を広げることを望んでいた.一方で施設内での異動や育児との両立などにより活動を継続することに困難があることが明らかになった。また,認定こども園における食物アレルギー研修会を実施し,保育にあたる職員を対象とした質問紙調査を実施した結果,研修会後にバーンアウト得点が高い傾向にあった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果における意義は,小児アレルギーエデュケーターという専門性を持つ看護師の活動は,院内外を問わず小児アレルギーを持つ子どもと家族に対応している点を明らかにしたことである.しかし,その活動には,部署異動や育児といったことが影響し継続することに課題があることが明らかになった.今後,PAEのような専門性をもつ看護師が活動を継続するためには,職場の理解や育児へのサポート体制が必要であることが明らかになったことは意義がある.また,研修会への参加は保育に関わる方たちの職業意欲の低下を招く可能性があることが明らかになり,今後の研修会のあり方への示唆となった点は意義があると考える.
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