研究課題/領域番号 |
17K12384
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 滋賀県立大学 (2022) 神戸大学 (2020-2021) 関西国際大学 (2018-2019) 関西看護医療大学 (2017) |
研究代表者 |
子安 恵子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 講師 (80405365)
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研究分担者 |
松尾 博哉 大阪信愛学院大学, 看護学部看護学科, 教授 (60229432)
上山 直美 千里金蘭大学, 看護学部, 准教授 (00449886)
千場 直美 神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (90347005)
尾筋 淑子 関西看護医療大学, 看護学部, 准教授 (40734497)
古川 秀敏 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (10316177)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 褥婦 / 疲労 / ケアプログラム / 筋肉疲労 / 包括的ケアプログラム / 緩和ケアプログラム |
研究成果の概要 |
本研究は、全身の筋肉疲労に対する包括的な緩和ケアプログラムを作成し、褥婦がプログラムを実施することによる有効性を評価することを目的とした。プログラムの内容は、呼吸法、ストレッチ法、家族による摩擦法、授乳姿勢の指導である。プログラムは、褥婦が産褥早期から安全に継続的に実施できること、また、短時間で効果的な方法となるよう検討を重ねて作成した。 現在、プログラムの実施による有効性の評価のため、研究参加者を募りデータ収集と分析を進めている。今後、さらにデータを増やし、プログラムの評価と内容の検証を行う。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
褥婦の多くが、疲労、肩こりなどによる苦痛を抱えながら育児を行っている。これら身体症状は、産後早期に発症し日数の経過とともに増加する。身体症状と不安や抑うつなどの精神症状の間には相関が存在するため、身体症状の改善は、褥婦の健康維持、QOL向上に極めて重要である。今回、身体症状の予防と改善を目的とした、全身の筋肉疲労に対する包括的な緩和ケアプログラムを作成した。現在、その効果の評価を進めているところである。有効なプログラムが確立できれば、臨床や地域で広く活用され、褥婦の身体症状の改善、健康に貢献できると考える。
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